2026年02月20日

トム・ヌーナン死去

よくネット上で以下のような記事あるいはヴィデオ映像が出て、こんな誰も知らない俳優の死亡記事など誰が面白がって読むのか。まあアメリカ人ならよく知っている俳優かもしれないが、日本人には知名度ゼロだろう。一度、こんな無意味な記事を配信するなじゃないと、がつんと言ってやらなければいけないと考えていた。
『ロボコップ2』米俳優トム・ヌーナンが死去、享年74歳
Dailymotion 2026年2月20日
映画『刑事グラハム/凍りついた欲望』や『ロボコップ2』などで知られる俳優・映画監督のトム・ヌーナンが、2月14日(土)、74歳で亡くなった。元共演者のカレン・シラスが明らかにしたもので、死因は公表されていない。

トム・ヌーナンって誰だ。『刑事グラハム/凍りついた欲望』(原題: Manhunter)に出演していた? 写真を観た。あ、知っている。

1986年の米映画で日本公開は1988年のこの『刑事グラハム』は、日本では観なかったが、イギリスのテレビで観た。当時、『羊たちの沈黙』がヒットしていて、ハンニバル・レクター3部作の1作目にあたる原作の初映画化作品でもあって、イギリスのテレビでも放送したのである。

ハンニバル・レクターにブライアン・コックス(のちにアンソニー・ホプキンスが演じたのだが、レクター博士はどういうわけか英国俳優が使われた)。連続殺人犯を追い詰める刑事グラハムには若き日のウィリアム・ピーターセン(のちに『CSI科学捜査班』で主任のグリッソムとして日本のテレビ(CS)で再会することは、その時には夢にも思わなかった)。監督はマイケル・マンで、テレビの画面でみても、その斬新で個性的な映像にはおおいに感銘を受けたし、しかも内容も不気味で怖かった。

そしてその怖さの源は、連続殺人犯であり、それを演じていたのがトム・ヌーナンだったのだ。名前は忘れていたが、顔はしっかり覚えていた。

そのみあげるような長身で不気味な風貌(さらに顔を隠すためにストッキングを顔の上半分だけかぶって登場するなどして不気味さに拍車がかかっていた)には度肝をぬかれたことを覚えている。フランケンシュタインのモンスターにはじめた出逢った人びとの驚愕もかくありなんと思えるくらいに。テレビで視聴しているだけなのに。

さらにいうと、演じているトム・ヌーナンは私よりもはるかに年長の男性であるように思えたのだが、実際には、年齢的に私とほんど同じだった。

とにかく、あの映画で一番覚えているのはトム・ヌーナンだった。その意味でも、亡くなったのは残念で、またそのことを伝える記事はありがたかった。まあ、今回だけは、こうした記事に感謝しておこう。
posted by ohashi at 22:52| コメント | 更新情報をチェックする