次のネット記事から、そのことがわかった。
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エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.07.17 17:55 最終更新日:2024.07.17 17:55
『ミヤネ屋』解説委員、トランプ氏襲撃で「銃弾」説明するも赤っ恥…射撃訓練に参加したのに銃弾の構造知らず
7月15日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でのある一幕が、ネットで物議をかもしている。
「ビックリしないでください、これあくまでも模型です」と言いながら、銃弾を右手の人差し指に当てたのは、『ミヤネ屋』のコメンテーター、読売テレビ報道局特別解説委員の高岡達之氏だ。
「通常使われるのと同じサイズの模型です」と言いながら、銃弾をカメラにアップさせ、自らの右耳の横に銃弾を当てる。物議をかもしたのは、その後の発言だ。高岡氏はこうコメントした。
「トランプ大統領は耳を貫通したと言っていますが、これ、私の耳とほとんど変わらないですよね」【銃弾の長さが、耳の長さと同じということ――引用者】
この「銃弾は大きい」発言に、視聴者がXで総ツッコミを開始した。
《弾丸は先っちょで、キミが持ってるのは薬莢やからなwww 薬莢は飛ばんぞ? 大丈夫か?》
《え! この人 弾頭と薬莢の区別がついてないんですが大丈夫?》
《弾丸のレプリカを持って丸ごとトランプの耳に当たったように馬鹿みたいに耳にあててる》
高岡氏が耳の横に持ち上げたのは薬莢(やっきょう)を含む弾丸で、実際に飛ぶ弾頭は、高岡氏が持っているものの先端にあるごく小さな部分だ。
「日本には銃刀法があるので、実際の銃弾を見たことない人が多い。レプリカを使用してわかりやすく解説しようとしたのでしょうが、さすがに薬莢がついたまま飛んでいくかのような説明は突っ込まれるでしょう。ものすごい勢いでXにツッコミ投稿がポストされましたね」(週刊誌記者)
ここまでリアルタイムで観ていた私は、この人、だいじょうぶかと、上記のネット上の反応と同じものを感じていたが、次のコメントを聞いて、驚いたというよりも、怒りを感じた。
高岡氏はさらに、「私も米軍の射撃訓練に参加しましたけど」など、射撃経験者として銃の説明を続けるが、Xは冷たい反応だ。
《米国の射撃訓練にも参加したことあるって言ってるけど。薬莢も飛ぶの? 漫画かよ》
私の記憶のなかでは「米軍の射撃訓練」ではなく、ただ「射撃訓練」と話していたように思うのだが、もちろん私の記憶違いかもしれないが、それはともかく、まず、なぜ射撃訓練に参加したのか、不思議に思えたのだが、もし本当に参加したとして、実際に射撃をした人間が、どうして弾頭と薬莢が分離することを知らないのかと驚いたが、そんなことも知らない奴が偉そうに何をいうかと怒りがわいてきた。ちなみに「偉そう」というのは高岡達之に必ず付く枕詞のようになっている最重要関連キーワードのひとつである。
私は実弾を手に取ってみたことも、射撃訓練に参加したこともないのだが、弾丸は先端の弾頭と全体の5分の4以上の薬莢からなっていて、発射すると銃からは薬莢が排出される(これを排莢という)。まあリヴォルヴァーの場合、弾丸発射直後、薬莢は回転弾倉に残るのだが、それ以外の銃では薬莢を自動的にあるいは手動ですぐに排出しないと次弾を打てない。薬莢が排出されそこねて銃身に残ってしまうのをジャムといって、その場合、早く薬莢を取り出さないと銃を撃てなくなるというか、戦闘状態では、ジャムを起こした銃は捨てるしかない。
とまあこういうことを、視聴者は承知していたことは、ネット上のコメントからわかる。ひとりだけわかっていなかったのは「偉そうな」ほんとうに「偉そうな」高岡達之である。
私はこの段階で、『ミヤネ屋』の視聴をやめてほかの番組を視聴した。記事を読むと、最終的に「偉そうな」高岡が、番組の最後で訂正したことがわかる。
高岡氏が間違いに気づいたのは、発言の少し後だ。フリーキャスター・伊藤聡子氏が話しているあたりで、カンペが出たのか高岡氏の目が泳ぎ、確認しているのがわかる。番組はそこからCMをまたぎ、報道フロアからのニュースへと移る。そして、エンディング直前、高岡氏が動いた。
「カメラさん、もう一度これ撮ってください。使われたと思われる銃弾と同じ模型ですと説明しました。その際に、この同じサイズのものがトランプ大統領のお顔の横を通過するような表現をしてしまいましたけど、正確にはこの薬莢という部分は発射されると銃からはじき出されますので、実際に通ったものはもっと小さいものです。訂正をしてお詫びします」
こう高岡氏が頭を下げて、番組終了となった。【以下略】
偉そうな高岡は、コメント直後に訂正したら、その場合、誤解を招く説明したことに気づいたということになり、銃弾とか銃のメカニズムを射撃訓練に参加した偉そうな高岡は知っていたが、ただ説明だけがまずかったということになるのだが、私がリアルタイムで見たときには、薬莢部分を含む大きな銃弾が耳を貫通したのだ、こんなに大きいのだぞといわんばかりの、威圧的で偉そうな顔をしてコメントしていた。
射撃訓練だってほんとうに参加したのかどうかわからないし、参加したとしても、せっかくの訓練から何も学ばなかったようだ。そして偉そうに強調したのは薬莢部分も含む銃弾の大きさなのだが、自分は、銃弾の大きさを知っているぞ、射撃訓練にも参加しているといいう、俺様偉いぞということだけを伝えることの熱意だけは感じ取ることができた。