べつに何かをコメントする予定はなかったものの、以下の杉村太蔵氏のコメントがネット上で報道され、私自身、同意するところが多かったので、一言。
スポニチ
杉村太蔵が持論展開 広末涼子の不倫騒動から「別れられず困る女性をどう守るか議論すべき」2023/6/24 14:38
元衆院議員でタレントの杉村太蔵(43)が24日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。女優・広末涼子(42)のW不倫騒動について、持論を展開した。
以前、同番組で広末と鳥羽周作シェフの不倫報道の第一報について取り上げた際、杉村は「これ、第2弾あると思う。来週の(文春砲)第2弾、注目」と予想し、的中させていた。杉村は、あらためて「いやあ…予想は完璧でしたね。第1弾で決定的な証拠写真がないにもかかわらず、かなりな書き方でしたから」とドヤ顔で語った。
広末の夫キャンドル・ジュン氏の会見も見た上で、「思ったのは、ひと言で言うと、もう愛想尽かされてる訳よ」と指摘。「これね、僕に言わせるともっと本質的な問題なんだな」と語った。 「世の中には、本当は別れたくて別れたくてしょうがない女性って居ると思う。その女性たちをきちっと守ってあげなくちゃいけないんじゃないかって。相手に非があるわけじゃない、決定的な離婚理由はないけど(夫が)嫌で仕方ない女性っていると思う」と語った。
杉村は「別れたくても別れられなくてすごい困ってる女性をどう保護するかって、この問題から議論をしたほうがいいと思う。僕、ほんと真面目に言ってる。こんなおちゃらけた芸能ニュースで終わらせたらいけない案件」と語り、「誰がおちゃらけた芸能ニュースや!オマエ、ええ加減にせえよ」と今田耕司につっこまれ、苦笑いで頭を下げた。今田は「確かに俺の目指してる番組の形ではあるけど…」と言って、笑わせていた。
同様の記事・ストーリーがネットにアップされている。
杉村太蔵氏の主張は、キャンドル・ジュン氏の会見内容に関しても、また離婚したい女性を束縛することの非に関しても、私はまったく同感である。
そもそもキャンドル・ジュン氏の会見について、夫として妻に自由にさせないこと、さらには妻の要求を精神が不安定になった理不尽な要求として退けていたことなど、悪辣なDV夫に近いことを平気で語っていることへの批判がめにつかないのはどうしてかと不思議に思っていた。
会見については、たとえば以下の記事を参照。
妻・広末涼子が不倫 キャンドル氏会見にネット賛否「内容が壮絶すぎる」「子どもたちが一番の被害者」6/18(日) 17:00配信 ORICON NEWS.
俳優・広末涼子(42)の夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)が18日、都内で会見を開き、妻・広末に関する不倫報道について謝罪した上で“育児放棄疑惑”を真っ向から否定。さらに夫婦間で“離婚話”が持ち上がっていることを明かした。
中略
会見冒頭に「キャンドル・ジュンこと、広末ジュンと申します。まず初めに私の妻・広末涼子が多くの方にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪し、深々と頭を下げる。そして報道陣に最も伝えたいこととして、「妻・広末涼子が育児放棄したことは一度もありません」ときっぱり語り「私にとっても良き妻ですし、何よりも子どもたちにとって最高の母であり、家族や親戚の中でも最も頑張るすてきな女性です」ときっぱりと話した。【←このコメントで、妻をけなさない、よい夫であるという印象を与えたことに成功したのようだ】
さらに「彼女から離婚してほしいと言われていました」と明かす一幕も。「その理由は?と聞くと『夜中に電話するの怒るから』って。普段の彼女は、仕事や家事で疲れて子どもたちと早く寝て、朝も早くから子どもたちと弁当を作る。でもそうではない精神状態に陥ってしまったら、さまざまな人に連絡したり、寝れなくなってしまう。今回もそういうことが起きてしまったから。でも頭ごなしに怒ってはいけない、逆上してはいけないと思い、しばしだんまりを続けていたら『ほらまたそうやって怒る』と言われ、それをきっかけで彼女が夜家を出るようになった」と語り、時折涙ぐむ姿も見られた。
会見の模様が各メディアを通じて報道されると、SNS上では「内容が壮絶すぎる」「子どもたちが一番の被害者」「キャンドルジュンさん また広末涼子さんと仲戻りますように」以下略
「夜中に電話をすると怒る」というのは、相当ひどい夫である。ささいなことというなかれ。ささいなことであるからこそ、そんなことでも束縛する夫に対してDV夫に近い暴力性(精神的な)を感じないネット民は、いや日本国民は、やはりジェンダー/ギャップ指数、世界125位だけのことはある。
この疑似DV夫は、妻が夜電話をすることを許さないばかりか、そういう要求をしてくる妻を精神状態が正常ではないと断定しているのだ。この夫は、自分のしていることだけが正しく、妻は奴隷上でかまわない、抵抗する妻は精神異常者とみなすという、サイコパスに近いのではないか。この発言をもって、あなたは女性を隷属状態におくサイコパスだと、当日の記者はさすがに言えなかったかもしれないが、ネット民は、日本国民は、すくなくともドン引きしても当然である。
この夫は妻から愛想を尽かされているという杉村氏のコメントが唯一の批判的コメントというのは、ほんとうになさけない。日本には、不文律の女性差別促進法が存在していることはまちがない。
