2021年01月21日

鼻だしマスク受験

これについては、誰もがわかっているのだが、メディアもわかっているのだが、まあ、推測というかたちで、そしてみんなが語らないようだから、あえて語れば、目指す大学に入学するつもりで、本気で受験しているのなら、あんな馬鹿なまねは誰もしないだろう。いわずもがなのことだが。

しかし、受験問題をみて、合格できそうにないとわかったとしても、不合格で落とされると、高年齢でもあるし、もともと頭が悪いと思われるし、じゅうぶんな準備をしなかったとみなされる…… とにかく自分のせいで不合格となる。あるいは、そもそも受験するということ自体、理由はわからないが、不本意だったのかもしれない。ただし、自分から降りることができない事情があったのかもしれない。とにかく、合格できそうになく、またそもそも受験などしたくなかったが、自分から放棄する、リタイアするというのは、バカにされる(バカはバカなりにプライドがある)、だから、暴れて、無理矢理、受験をやめさせられたかたちにしたかったということだろう。

いい迷惑なのは、受験生であり、またこのバカの見え透いた自己防衛的戦略のために利用され、あげくのはてに処分が厳しすぎると批判されたりした大学当局/監督者グループだろう。不正行為とみなされ受験をやめさせられたのは、この男の思うつぼだろう。つまり受験したくなかった、あるいは受験しても合格の可能性はないと判断したのだ、この男は。

なおもうひとつの可能性は試験場で、あばれて世間の注目をあびようと、最初から考えていた可能性があるが、この場合は、はっきりいって逮捕されるべきである。犯罪者に弁護の余地はなく。受験生も,大学当局も、損害賠償を要求してよいだろう。

付記
似たような例として私が思い浮かべるのは、2018年のテニスの全米オープンでの、セリーナ・ウィリアムズと大坂なおみの試合である。

決勝の大坂なおみ戦で、セリーナ・ウィリアムズは、第2セット第2ゲームで、禁止されているコーチング行為があったとして警告を受け、第5ゲーム終了時にラケットを破壊したことによるポイント失陥となり、さらに第7ゲーム終了時のカルロス・ラモス主審への暴言でゲームペナルティを受け、あげくのはては、第8ゲームをプレイすることなく終わり、暴れまくった。結果的に2-6, 4-6で敗れたかたちになるが、むしろ、暴言と暴行によって退場させられたに等しい処分を受けたというべきだろう。

準優勝というのは、悪い成績ではない。しかし、この決勝戦では、格下の大坂なおみの力に圧倒されて敗戦を確信したセリーナ・ウィリアムズが、こうして暴れたことによる象徴的退場によって、大坂なおみに、実力で負けたのではなく、思わず興奮して暴言を吐き、反則技で退場させられようなものとしたかったのだろう。恥をかかずにプライドを守った。大坂なおみに、勝てないとわかった瞬間、こうして自分のプライドを守った。不合格まちがないなとわかったときに、暴れて退場になる道を選ぶことによって、自分の実力のなさを隠そうとした――見抜かれていることがわからないのだろうか。いや、わかっていながら誰も指摘しないから、見抜かれていないと思い込み続けるているのだろうが。
posted by ohashi at 00:18| コメント | 更新情報をチェックする