地獄のような安倍政権も、ようやくこれで終わることがわかって、ほっとしている。もちろんこれから登場する自民党政権も、ろくな政権ではなく、ひどいものだろうが、安倍政権ほど、ひどくはないだろうという予感はする。
実際、安倍政権は歴代長期政権のなかでも最悪の腐敗政権で、そのひどさは、これまでの自民党政権のひどさがかすむというか、そのひどさがすべて許されてしまうくらいの、ひどさなのだから。
こんな腐敗政権が歴代最長というのは歴史上の最大の恥なのだが、まあ歴代最長だから腐敗したのかもしれないが。
外交の成果がどうのこうのといわれているが、トランプとプーチンと仲が良いというか、この二人から褒められている。(じっさいにはこの二人になめられているとしか思えないのだが、また以前、右翼の街宣車がトランプとの関係を批判していたが、右翼でもというか、右翼だからこそというべきか、トランプのポチになっている首相が許せなかったのかもしれない)。
世界の嫌われ者の為政者二人から褒められるというのは、どういう人間なのだ。トランプ、プーチン、そしてこの二人にほめられている安倍、世界の為政者、ワースト・スリーに入っていることはまちがない。
忖度によって支えられている政権というのは、命令ではなく自発的な支持をえているから強いと思われるかもしれないが、露骨な圧力があればこそ、忖度も生じているのだから、実のところ、忠実度は低い。トップがやめれば、あっというまに離反がはじまるだろう。
まあ、まだ影響力があると思って、労をねぎらう芸人や文化人がいるが、誰が安倍応援団だったかをしっかり記憶しておけば、今後、彼らの言動について判断の基準となるだろう。