『西洋演劇論アンソロジー』
山下純照・西洋比較演劇研究会編
月曜社2019
訂正
先に、このアンソロジーを紹介した際(2020年1月17日の記事)、類書がなく、すぐれた編集をおこなわれたりっぱなアンソロジーであることを称賛した。推薦図書であることに訂正はない。
その際に私がかつて翻訳(共訳)した著作からも一部抜粋が引用されていたことについて、収録されるのはありがたいし名誉なことだが、掲載許可をとったと書いてあることについては解せない。私に対して掲載許可の伺いは来ていなかったと述べた。私としてはもし許可願いがきていたら、すんなり許可していたと思うので、結果についてはなんら問題はないのだが、残念ながら、翻訳者のひとりである私が蚊帳の外に置かれたようなかたちになったのは不快であると述べた。
この内容をお詫びとともに訂正する。
というのも最近、編者の山下純照先生よりメールがあり、この件について説明していただいたのだが、2017年に私のところに掲載許可は来ていた。私はそのとき掲載許可書に署名捺印して返送していたことがわかった。
私の完全に記憶喪失である。いまでも記憶はもどらないのだが、とにかく今も以前も掲載許可はだしていたと思うので、私の記憶喪失であることはまちがいないだろう。
また、このことで、山下先生からは、このぼけ老人のドアホウがと罵られても、ほんとうにおかしくない。それほど弁解の余地なきミスをしてしまった。お詫びの言葉もない。山下先生には丁寧な説明をしていただき、私の記憶喪失を気づかせていただいたこと、恐縮しつつ感謝していると同時に、御迷惑をおかけしたことに対して深くお詫びする次第である。
先の記事で私は、掲載許可をとるのなら、これこれうしたことをすべきだということを述べたが、編者の山下先生は、私が指摘したこと以上に慎重な手続きで、出版社、高橋康也先生のご遺族、そして私に連絡をとり、掲載許可をとられていた。その時は、余計な手間とならないよう私としても迅速に許可したのに、それがいまとなって、ぼけ老人となって、記憶を失い、そのうえ自分が蚊帳の外に置かれているという被害妄想に襲われ、結果として、山下先生に、丁寧に説明していただくという、お手を煩わせることになった。ほんとうに申しわけなく深くお詫びしたい。
くりかえすが、このぼけ老人の大ばか者とののしられてもおかしくないミスをしたこと、にもかかわらず、丁寧な説明をいただいたこと、山下先生にはお詫びと感謝をしたい。
山下純照先生、そして月曜社にも、私の記憶違いによって、御迷惑をおかけしたこと心より陳謝する。また該当記事も書き換えることをお約束する。
追記
以下は、1月28日に山下純照先生にお送りしたメールである。
山下純照 先生
メールありがとうございます。丁寧がご説明をいただき、ほんとうにありがとうございます。
と同時に、すでに掲載許可書を返送していたことを知り、自分の記憶喪失に愕然としました。
このぼけ老人のド阿呆がと罵られても文句の言えない過ちをしたこと、心よりお詫び申し上げます。
さらに私は、自分が蚊帳の外に置かれているなどと、完全に事実とは違う、愚かな被害妄想に陥っていて、
むしろ山下先生のほうが、はるかに不快な思いをされたちがいなく、このことも深くお詫び申し上げます。
掲載許可のために慎重にまた遺漏がないよう尽力されたことについては、深く感銘を受けました。
この件はブログの記事で報告し、先の記事を訂正いたします。
また山下純照先生、西洋比較演劇研究会の皆様、月曜社にご迷惑をおかけしたこと心よりお詫び申し上げます。
大橋洋一
2020年01月28日
『西洋演劇論アンソロジー』訂正とお詫び
posted by ohashi at 23:11| 推薦図書
|