数日前にテレビで渡辺えり子が、年越しそばの話をしていて、12月31日の深夜、除夜の鐘をききながら、翌日の元旦にかけて、そばを食べるという話をしていて、タイミングがなかなかむつかしいと感想を述べていた。ほかの出演者からは、年越しそばは、大晦日の昼に食べるのではと突っ込みを入れられていた。実際、いま昼のニュースでは、毎年繰り返される大晦日風景のひとつとして、年越しそばを食べる人々の姿を映し出しる。
年をまたいで、深夜にそばを食べるというのは、あまりに馬鹿げていると思うかもしれないが、実際、私はばかばかしいと思っているのだが、実は、同じような話はこれまで聞いたことがある。年越しそばだから、年をまたいで食べなければいけないと信じてる人たちが日本いるのである。また場所によっては、そばを元旦にまで残すのは縁起が悪いと思っている地方もあるみたいで、年をまたいで、そばを食べるのは愚の骨頂だろう。
いずれにしても、世の中には、適当なこと、いい加減なことが、いっぱいあるということか。